COMSAのマーケットプレイスの魅力は、入札方式なので複数の方に価値を見出してもらえていると感じる事と、エンドースメントという手数料を肩代わりしてくれるシステム、模倣や不正を報告するガーディアン、使える通貨が2種類 (XYM / CMS:XYM) ある事、そして受け取り通貨が日本円を選べる所かと思いました。これら全てがかなっている事が素晴らしいと思います。

私はこれまで自分の絵をサイトにアップしていました。それは右クリックで簡単に保存できる状態のものです。ですから作品に大きく文字を入れたりして、無断転載防止の対応をしていました。でも完全には防ぎきれなく、クリエーターには常にその様な問題、苦労が存在しています。無断転載は単純に作品の魅力だけを利用する、作者の存在が消された世界です。ですが、それがトークンとして存在しているとなると、違う価値観になるのかなと感じました。NFTとして存在するアートは「誰から発行されたものか」が明確になります。作品＋αの価値があるのでないかと感じています。

私は自分にとっての忘れてはならない光景・思い出したい光景を【Memento Series】というコレクションで描いています。ある時ふと私の中で大きな感謝と気づきによって生まれた新しい作品です。そこには私という一人の人間として感じてきた人生の軌跡が詰まっています。ですからそれらが入札された時は、絵描きとしての人生を認められ、また共感されているように感じて嬉しいです。そしてそれがブロックチェーンに刻まれ残っていくことは、最終的には私という一人の人間が生きていた物語の証になるのだと思うと嬉しいです。

私はCOMSAで、特に人との繋がりに大きな価値を感じて嬉しいです。私は創作に熱中する気質で、プロモーション、チーム活動などが下手で出来ませんでした。ですがCOMSAを利用させていただいてから、クリエイターとの繋がり、エンドースメントしてくださる存在、Symbolの方々との繋がり、心から応援してくださる方、価値を見出して購入してくださる方など、今までも存在していたのだと思いますが、それが目に見える形として、私の中で大切な繋がりが増えました。

エンドーサーシステムという存在は、クリエイターにとって大きいと思います。エンドーサーに選ばれるために技術向上する、また切磋琢磨するというクリエイターにとっても、好循環になると思います。アートは認知されるまでは非常に難しく苦労します、簡単ではないです。ですが、そこでエンドーサーさんについてもらえることは、少なくとも自分のアートに味方が一人増えたことになります。それはとても心強いことで、また頑張ろうと思えるのです。

新しくNFTアートを始めてみようと思う方を、知らず知らずにトークン経済の中に招き入れていることに、COMSAは凄いなと思いました。本人は意識なく使っているさまざまなサービスなど、そこに至るまでにはしっかりとブロックチェーン技術の上でなりたっている。きっと人々はそうしてブロックチェーンに触れ、慣れていくのだと私は思います。そして一人ひとりが、その時に自分にとっての様々な価値を見出していくのだと。

他にもNFTアートのプラットフォームはあり、それぞれ用途に合った使い方があるのだと思います。ですが私は「残したい」という気持ちが強い創作家なので、もし同じようなタイプで創作をされている方ならば、オールオンチェーンのCOMSAの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

Mahoです。これから「Memento Series」として私が感じた美しい光景を描いていきます。よろしくお願いします。

足元には広がる水の波紋
鳥は常に吹く時代の風を飛び続け
王冠は信頼の証
月光に照らされ
さらなる高みへと象徴は掲げられる。